おうち時間いかがですか? ゼンリンUSAです。

多分多くの方が経験されてると思うのですが、 弊社も参加予定だったコンフェレンスが昨今の状況を受けて中止となってしまいました。 人口密度が高い大規模イベント業界は大変そう です。

さて、 このイベント、 実施されるはずだった日程の数週間後にオンライン、 いわゆるバーチャルイベントに切り替えになったので参加してみました。

以前にも元々バーチャルでの開催イベントへは参加したことがあったのですが、 COVID-19以降、 会場イベント中止の代替としてのバーチャルは初めてだったので、 どんな様子だったかをレポートします。

非常にアメリカっぽいみたらすぐに何をすべきかが分かるビジュアル

イベントトップページ。非常にアメリカっぽい、見たらすぐに何をすべきかが分かるビジュアルがいいですよね。

現在はイベント跡地となりますが、こちらがイベントリンクになります。

Discover MarTechと言うアドテク企業が参加するコンフェレンスで、弊社もデジタルマーケティングをお手伝いする立場上、知識を深めねばと言う使命感を持ち参加してみました。実際、弊社が提供するのはサードパーティリストを使った全米への広告Eメール配信やデジタル広告配信なので、どちらかと言うと最新事情の把握のため、と言う目的でした。

オンラインイベントのスケジュールってどうなるの?と思っていましたが、時間帯は全米を網羅するため東海岸は午後1時から開始。思いの外リアルタイム性を重視しているようで、西海岸時間で午後4時頃には全て終了していたと思います。

結果、一日6時間程度を3日間連続でのイベント開催となりました。

ビジネスコンフェレンスはBig Businessです。

通常の会場で行うタイプのコンフェレンスに参加する場合、

会場到着でバッジを受け取り、

あとは自由に歩いて、

目当てのセミナーに参加したり、

ブースを覗いたり、

現地での打ち合わせを行ったりとなりますが、

このバーチャルイベントは基本リアルタイムで行われるウェビナー参加のみ。あとは、ブース訪問の代わりにマーケットプレイスとして各参加企業の資料閲覧ができるようになっており、そこからお問い合わせもできます。

残念ながら以前のアジェンダを確認していたわけではなかったので、切り替え後のアジェンダのみの感想になってしまいますが、きっと当初の予定を変更してCOVID-19の状況に対してどうしたらいいのか、と言うウェビナートピックに切り替えたものが多かったと思います。アメリカの、それもMarTechのイベントでも「デジタル化」のトピックはウェビナーになりえると言うことがわかります。

ウェビナーに参加するにはその一つ一つに登録が必要でした。おそらく、ウェビナーをホストする企業の営業リストにするためだと思いますが、全てのウェビナーに登録するのはめんどくさいなと正直思いましたよね。

幸いなことに2つ目のウェビナーからは一度登録したデータが自動的に適用されたので再入力はしないで済んだのですが、参加しただけのウェビナーホスト全てに自分のコンタクトをばらまいてしまった感はあります。参加者としては実際のイベントの方がいいですが、ホスト側で考えると参加者全員のリストが手に入るのは美味しいです。

さぁ肝心のウェビナーですが、これはまぁ普通のウェビナーと同じです笑

実際に現地で座っているわけではないので、じっとモニターを見つめる集中力が必要になります。内容がまさに興味どストライクの時は簡単ですが、実際のコンフェレンス参加だったら後学のために、とか一般教養として、と言うセミナー参加もあると思うので、メールアラートやら家族やら様々な横槍が入る状況だと「聞き流す」になってしまいがちだし、1日6時間を3日間ウェビナーで埋めるのは精神的にも肉体的にも限界があることがわかりました。


via MEME

ただ、ウェビナーの良いところは、リアルタイムで逃したとしても、大体、録画にアクセスがあるところ。上記のイベント跡地リンクからも全てのウェビナーが閲覧可能になっています。

ウェビナーのインターフェイスからプレゼン資料なども入手可能ですし、これ、リアルタイムじゃない方が参加者としては都合いいんじゃないでしょうか?さらに、録画の再生には登録が必要ないようです。

幸い、多額の登録費を払ったものではなく、無料参加で様子を見る予定の近場のイベントだったので、特に問題なく代替イベントに参加しましたが、参加者として実際のイベントの代わりとして十分満足できるものだったか、と聞かれると難しい、と言うのが正直な感想です。

時間や場所に拘束されることなく興味のあるトピックに簡単にアクセスできる点は無料参加者として嬉しいですが、イベントで重要な要素の一つである参加者とのネットワーキングが現時点ではカバーされていません。

もしこれが登録料を払ったコンフェレンスの代替だったとしたら、この経験を実際のイベント参加費と見合うだけの価値があるものにするには今一つだったかなと思います。オンラインでのマネタイズ、難しいですね。

もし展示側だったとしたら。オンラインの参加者が実際のイベントと同数、または上回ったと仮定して、リアルタイム参加者、言うなれば「ホットリード」のリストが手に入る点と、実際の展示の労力はなくともずーっとオンラインで営業が行えていると言う時点で、素晴らしいのではないでしょうか。展示費がどのようになったかによってはこちらの方がROI高いかもしれません。

以上が急遽オンライン切り替えを行ったコンフェレンス参加のレポートになります。

Discover MarTechは外出自粛期間の早い時期に行われた切り替えイベントとしては比較的短期間で展示側の期待に答えることは出来たのではないかと思います。他のイベントでバーチャルネットワーキングをやり始めたような形跡も見られるので、また別の機会に参加してみようと思います。